「言い淀む」の意味と使い方や例文!(類義語・対義語)

【言葉】
言い淀む

【読み方】
いいよどむ

【意味】
すらすらと言葉が続いて出ないで口ごもる。言いかけてためらう。

【類義語】
・言葉に詰まる
・返答に窮する

【対義語】
・言い切る

「言い淀む」の使い方

健太
俳優さんが、せりふを言い淀んだね。
ともこ
周りがすかさずフォローして事なきを得たわね。
健太
素晴らしいチームワークだったよ。
ともこ
舞台ってドラマや映画と違って撮り直しができないからこそおもしろいのよね。

「言い淀む」の例文

  1. 内藤は自分の思いを的確に伝えられる言葉を探して言い淀んだ。(沢木耕太郎 一瞬の夏)
  2. こちらが手当たり次第に形見を見せても、ちらっと視線を送るだけで一切考え込んだり言い淀んだりすることなく、てきぱきと正体を明らかにしていった。(小川洋子 沈黙博物館)
  3. かれはにんじんともっぱら呼ばれている。だから、家族のものも、かれのほんとうの洗礼名を呼ぼうとしても、一瞬、言い淀んでしまうほどだ。(ルナール にんじん)
  4. ともこちゃんは、何か言おうとしたが言い淀んでしまった。
  5. 先生に突然指名されて、彼は言い淀んだ。