【言葉】
遺憾の意
【読み方】
いかんのい
【意味】
残念な気持ち。
公的な場で、釈明や不満の意を表すときにも用いる。
【類義語】・十分に力を出す
「遺憾の意」の使い方
あの国の戦争で民間人が犠牲になったね。
我が国の首相も遺憾の意を表明していたわ。
本当に遺憾だよ。早く終わればいいのに。
民間人も相手の国の兵士も関係ないのにね。政治家同士で喧嘩してほしいわ。
「遺憾の意」の例文
- 日本政府は遺憾の意を表明するだけで、指をくわえて見ているだけだった。
- 新たなストライキの予告に、企業側は遺憾の意を表した。
- 東アジア諸国はこの決定に遺憾の意を表明したが、とりわけコリア政府は強い口調で日本を非難した。(山本弘 神は沈黙せず)
- その朝、貧民収容所長ヴァルノ氏をともなって、きわめて強硬な遺憾の意を表明するため彼は司祭の家を訪れたのだった。(スタンダール 赤と黒 上)
- 教諭の発言が不適切だったと認め、市の教育委員会が遺憾の意を表した。
「遺憾の意を表する」とは?
「遺憾の意」を用いた表現の一つに「遺憾の意を表する(いかんのいをひょうする)」があります。
「遺憾の意を表する」とは、残念な気持ちを表明するという意味です。
【例文】
- 政府は暴力行為に遺憾の意を表した。
- ノーベル物理学委員会のメンバーの一人が、教授が受賞できなかったことに遺憾の意を表した。