「未だに」の意味と使い方や例文!「今だに」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
未だに

【読み方】
いまだに

【意味】
今になってもまだ。

【類義語】
・今もなお

【対義語】
・すでに

「未だに」の使い方

健太
あの家は未だに空き家だね。
ともこ
良い場所にあるのにね。
健太
何か問題があるのかもね。
ともこ
幽霊や妖怪が出るのかもね。

「未だに」の例文

  1. 真っ暗な室内に留守電のランプが点っていることもある。彼女からのメッセージじゃないかと、未だに期待してしまう自分がいる。(吉田修一 春 バーニーズで)
  2. 僕はこの家を尋ねたことは前後にたった一度しかない。が、未だに門内か庭かに何か白い草花の沢山咲いていたのを覚えている。(芥川竜之介 滝田哲太郎氏)
  3. 工事は昨年末中止され、未だに再開していない。
  4. 健太くんは中学生になったが、未だにおねしょをする。
  5. 探しているのだが、未だに愛猫の行方が分からない。

「未だに」と「今だに」の違いは?

未だに」は「今だに」とも書きます。

未だに」の「」は、「まだ…しない」という意味です。

今だに」は、間違った表記とされることも多いですが、今になってもまだという意味で、「未だに」と同じように使われます。

今だに」は、幸田露伴の「観画談」で、「其話を今だに忘れてゐないが」と使われています。