「命からがら」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
命からがら

【読み方】
いのちからがら

【意味】
やっと生命だけは失わずに。

【類義語】
・九死に一生を得る
・かろうじて

「命からがら」の使い方

ともこ
健太くん。クマと遭遇したんですってね。
健太
そうなんだ。命からがら逃げてきたよ。
ともこ
クマもびっくりよね。
健太
そうだろうね。クマの家に急に僕が現れたんだもんね。

「命からがら」の例文

  1. 大混乱から命からがら逃れてきた次兄が私の足下にやってきた。(森見登美彦 有頂天家族)
  2. 彼らはたった今、なにものかの恐ろしい爪から、命からがら脱出してきたかのように見えた。(ツルゲーネフ 父と子)
  3. 命からがら、彼らから逃げ帰ってきた。
  4. 命からがら、任せられた任務を果たした。
  5. 多くの人が、命からがら国外に逃亡した。