「苟も」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
苟も

【読み方】
いやしくも

【意味】
①身分不相応にも。
②仮にも。かりそめにも。
③まことに。
④もしも。万一。
⑤(あとに打消しの語を伴って)いいかげんにしない。おろそかにしない。

【類義語】
・仮にも
・万一

「苟も」の使い方

ともこ
健太くん。やる気のなさがも文字にあらわれているわよ。
健太
だって本当にやる気が無いんだもん。
ともこ
一字一句苟もしない!言葉や文字を丁寧に扱うことで人生が豊かになるわよ。
健太
かしこまりました。

「苟も」の例文

  1. 苟も自ら新にせんとするものは昨日の自己に媚びてはならぬのである。(幸田露伴 努力論)
  2. 苟も教師ならすべての学生に公平であるべきだ。
  3. 苟も、人を陥れるような卑怯なことだけはするなと教えられて育った。
  4. 苟も、プロが無料で技を披露したり、人前で歌ったりしてはいけないと思う。
  5. 苟も、税金で給料をもらう公務員がやるべきことではない。