【言葉】
印象に残る
【読み方】
いんしょうにのこる
【意味】
知覚した時の感じが強く、なかなか忘れられないこと。
【類義語】
・記憶に残る
・記憶に刻まれる
・思い出に残る
・目に焼き付く
・インパクトが強い
・感銘を受ける
【対義語】
・存在感が薄い
「印象に残る」の使い方
ワールドカップは、日本中が一つになった印象に残る出来事だったね。
私はサッカーに興味が無いから見ていないわよ。
ニュースで見たでしょう?
興味が無いからニュースでも見ていないわ。だから、私の印象に残ったニュースはまた別のものだわ。
「印象に残る」の例文
- 彼女の泣きの演技が印象に残る。
- 今シーズンもっとも印象に残る試合だった。
- 多くの人の印象に残る言葉をキャッチコピーにする。
- 王女の凛としたたたずまいが印象に残る。
- さりげなく印象に残るメイクをする。
「印象に残る」と「記憶に残る」「印象が残る」との違いは?
「印象に残る」に似ている表現に「記憶に残る(きおくにのこる)」「印象が残る(いんしょうがのこる)」があります。
「印象に残る」と「記憶に残る」との違いは?
「記憶に残る」とは、過去に体験したことや覚えたことが、心に留まり離れないことをいいます。
「印象に残る」も「記憶に残る」も、忘れないことをいいます。
しかし「印象に残る」は、漠然と残ることをいいます。
対して「記憶に残る」は、具体的に残ることをいいます。
「印象に残る」と「印象が残る」との違いは?
「印象が残る」とは、知覚した時の感じが強く、なかなか忘れられないことをいいます。
「印象に残る」と「印象が残る」は同じ意味で使われます。しかし助詞「に」と「が」の違いがあります。
「印象に残る」は、「彼の爽やかな笑顔が印象に残る」「ともこちゃんの印象に残る」のような形で使われます。
対して「印象が残る」は、「印象に残る」と違い、「〜が印象が残る」という言い方はできません。
「やんちゃなころの印象が残っているので、すっかり大人になった姿に驚く。」のように、「〜の印象が残る」という形で使われます。