「色めき立つ」の意味と使い方や例文!「目の色を変える」との違いは?(語源由来・類義語)

【言葉】
色めき立つ

【読み方】
いろめきたつ

【意味】
緊張や興奮で落ち着かなくなる。動揺しはじめる。

【語源・由来】
「色」+接尾語「めく」+「立つ」から成る語。

「色めく」は、
①目に見えて色がはっきりしてくる。時節になって色づく。花やかになる。
②異性に対して関心があるように見える。また、そのようにふるまう。
③興奮・緊張した様子が現れる。感情があらわに出る。
④軍勢に敗色があらわれる。
という意味。
「立つ」は、物事がはっきりあらわれる意。

【類義語】
・血眼になる
・色めき立つ

「色めき立つ」の使い方

健太
まだ開業されていないのに、新幹線延伸に地元は色めき立っているね。
ともこ
8年先の話らしいわよ。
健太
色めき立つさまから、来年開業かと思ったよ。
ともこ
前倒しして完成すると良いわね。

「色めき立つ」の例文

  1. 重要な証言に色めき立つ警部は、続けて目の前の老人に質問した。(東川篤哉 謎解きはディナーのあとで)
  2. 「皆、伏せろ」 叫びざま、自らは立ったままで抜刀した。景の一声に、関船と小早二艘に分乗した能島の兵たちも色めき立った。(和田竜 村上海賊の娘 上巻)
  3. 女が、バローの贋作疑惑の当事者だと判明すると周囲はにわかに色めき立った。(宇神幸男 神宿る手)
  4. 格上のチームに勝ち、次の試合で勝てば決勝トーナメントに出場。運命の大一番に向けて日本中が色めき立った。
  5. テニス界のプリンスの結婚報道にマスコミは色めき立った。

「色めき立つ」と「目の色を変える」の違いは?

色めき立つ」に似ている語に「目の色を変える(めのいろをかえる)」があります。

目の色を変える」とは、「怒りや驚き、または何かに熱中して目つきを変える。」という意味です。

色めき立つ」も「目の色を変える」も、ある感情から変化するさまをいいます。

しかし「色めき立つ」は、緊張や興奮で落ち着かなくなることをいます。

対して「目の色を変える」は、怒りや驚きのために目つきが変わることをいいます。