【言葉】
興が冷める
【読み方】
きょうがさめる
【意味】
興味やおもしろみがトーンダウンする。
【類義語】
・興ざめする
「興が冷める」の使い方
漫画の連載が長期化して、背景に編集者が絡む大人の事情が見え隠れすると興が冷めるよね。
利益主義はだめよね。
連載の長期化はよくないよ。
わかるわ。だから少年週刊漫画雑誌系は読まないの。編集者の意図を感じるもの。
「興が冷める」の例文
- 野外イベントで雨が降ると興が冷める。
- 試合開始と同時にあっけなく点をいれられ興が冷める。
- ドラマの良いシーンでニュース速報が入り興が冷める。
- おいしく頂いている時に、店長が従業員を叱咤して興が冷めた。
- 彼の演技はわざとらしくて興が冷める。
「興が冷める」と「興が醒める」の違いは?
「興が冷める」と同じ読み方で「興が醒める」があります。
「興が冷める」の「冷める」は、熱い物が熱を失うことをいう他、熱意や興奮から醒めることをいいます。
「興が醒める」の「醒める」は、冷静になることをいいます。
「冷める」も「覚める」も、同じような意味で使われています。
なので「興が冷める」も「興が醒める」も同じ意味で、どちらも正しい使い方です。