「興じる」の意味と使い方や例文!「打ち興じる」「遊びに興じる」とは?(類義語)

【言葉】
興じる

【読み方】
きょうじる

【意味】
おもしろがって楽しむ。

【類義語】
・楽しむ

「興じる」の使い方

ともこ
健太くん掃除中?
健太
そうなんだ。弟たちが庭で泥んこ遊びに興じている間に大掃除をしようと思って。
ともこ
泥んこ遊びが過熱して、泥の球を窓に投げつけているようだけど。
健太
これじゃあ、掃除が終わらないよ。

「興じる」の例文

  1. この句は恋猫が雄にも雌にもひげがあるのに興じたもので、前書がある。(大岡信 名句歌ごよみ 恋)
  2. テレビの話題は、すでに消えていて、先輩達はまったく別の話に興じていた。(乃南アサ ヴァンサンカンまでに)
  3. 私にしても、持ち場を離れて彼とのお喋りに興じるわけにはいかない。(雫井脩介 クローズド・ノート)
  4. ともこちゃんと妹が、人形遊びに興じている。
  5. トランプに興じていたら、いつの間にか夜が更けていた。

「打ち興じる」「遊びに興じる」とは?

興じる」を用いた表現に「打ち興じる(うちきょうじる)」「遊びに興じる(あそびにきょうじる)」があります。

「打ち興じる」とは?

打ち興じる」とは、「興ずる」を強めていう語で、非常に面白がることをいいます。

【例文】

  1. 奥様達がにぎやかな世間話に打ち興じている。
  2. 仲間たちとボール遊びに打ち興じる

「遊びに興じる」とは?

遊びに興じる」とは、「おもしろがって遊ぶ。楽しんで遊ぶ。」という意味です。

【例文】

  1. 寒いからか、遊びに興じる子供たちの姿が見えない。
  2. 雪が降ると子供たちはソリ遊びに興じる