「摩訶不思議」の意味と使い方や例文!「不思議」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
摩訶不思議

【読み方】
まかふしぎ

【意味】
非常に不思議なこと。

【類義語】
・非日常
・不思議
・ミステリアス
・異常
・奇想天外
・突拍子もない
・奇奇怪怪
・不可解

「摩訶不思議」の使い方

ともこ
不思議の国のアリスは摩訶不思議な話よね。
健太
結局アリスの夢だったのかな?
ともこ
夢の世界だったのかもしれないし、本当に経験したことだったのかもしれないし、誰にも分らないわ。
健太
アリスのように夢の中で体験したことを経験値にできたら、時間の有効活用ができるよね。

「摩訶不思議」の例文

  1. 今まで見たこともないような摩訶不思議な光景が目の前に広がっていた。
  2. レモンをいれると色が変わる摩訶不思議なドリンクです。
  3. 科学で証明することができない摩訶不思議な現象だ。
  4. 一瞬でアメリカまで行くことができる摩訶不思議な力があったらいいのに。
  5. 如何にも均斉を保った配置であった。それらの凡てがまた極めて摩訶不思議な生命力の威厳を顕現しているのである。(北原白秋 フレップ・トリップ)

「摩訶不思議」と「不思議」との違いは?

摩訶不思議」に似ている語に「不思議(ふしぎ)」があります。

不思議」は「不可思議」の略です。

①どうしてなのか、普通では考えも想像もできないこと。説明のつかないこと。また、そのさま。
②仏語。人間の認識・理解を越えていること。人知の遠く及ばないこと。
③非常識なこと。とっぴなこと。また、そのさま。
④怪しいこと。不審に思うこと。また、そのさま。

という意味です。

摩訶不思議」は、非常に不思議なことをいうので、「不思議」を強調した表現です。