「まつわる」の意味と使い方や例文!「関する」との違いは?(類義語)

【言葉】
まつわる

【意味】
①からみつく。
②からみつくようにして離れない。つきまとう。
③深く関連する。からむ。

【類義語】
・付きまとう
・まとい付く
・まつわり付く

「まつわる」の使い方

ともこ
葡萄にまつわる記事を書くんだけど、葡萄農園に知り合いはいない?
健太
いるよ。葡萄のことなら何でも知っているプロがいるよ。
ともこ
紹介してくれる?
健太
いいよ。代わりに農園の宣伝をしてあげてよ。

「まつわる」の例文

  1. 優勝校にまつわるエピソードを紹介する。
  2. 城にまつわるなんらかの事件が彼をここに、この勤めの為に縛ったのだ。(伏見健二 サイレンの哀歌が聞こえる)
  3. この大イチョウにまつわる伝説をご存知ですか?
  4. 世の中、金にまつわる揉め事がひっきりなしに起こっている。
  5. だがそれにまつわるいろいろのニュアンスは彼にはわからなかった。(スタンダール 赤と黒 下)

「まつわる」と「関する」の違いは?

まつわる」に似ている語に「関する(かんする)」があります。

関する」とは、
①かかわる。関係する。
②(「・・・にー・する」の形で)・・・についての。・・・に関係がある。

という意味です。

まつわる」も「関する」も、関係があることをいいます。

しかし「まつわる」は、主に関連することをいい、その人やものごとに直接つながりのあることを言い表します。

対して「関する」は、主に関係することをいい、その人やものごとに間接的にでも関りを持つことを言い表します。