「見繕う」の意味と使い方や例文!失礼になる?(類義語)

【言葉】
見繕う

【読み方】
みつくろう

【意味】
①みはからう。みさだめる。
②適当に選んで整える。

【類義語】
・見計らう
・見定める

「見繕う」の使い方

健太
彼女にあげるプレゼントを見繕ってくれる?
ともこ
誕生日なの?
健太
そうなんだ。アッと驚くような贈り物がしたいんだ。
ともこ
私にお任せあれ。

「見繕う」の例文

  1. 地面に落ちている赤い実を見繕い、土を落として旨そうに食べている。尖った歯がぎらぎらとのぞく。(宮部みゆき ブレイブ・ストーリー 上巻)
  2. 母親は一人で蒲団を運んだり、産婆の食べるようなものを見繕ったりして、裏から出たり入ったりしていた。(徳田秋声 黴)
  3. 夕食のおかずをデパ地下で見繕う
  4. KIOSKでお土産を見繕う
  5. 1000円くらいの予算で適当にお菓子を見繕って欲しい。

失礼になる?

見繕う」は、適当に選んで整えるという意味があり、この「適当に」という意味から、上から目線で失礼な表現と捉えられることがあるので注意が必要です。

しかし「見繕う」には、真剣に考え見定めるという意味もあり、こちらの意味では、目上の人に対しても失礼なく使うことが可能です。