「身過ぎ世過ぎ」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
身過ぎ世過ぎ

【読み方】
みすぎよすぎ

【意味】
生計を立てていくこと、世渡りをしていくこと。

【類義語】
・生計と渡世
・生業と生活

「身過ぎ世過ぎ」の使い方

健太
こんな不器用な僕に身過ぎはあるのかな。
ともこ
身過ぎ世過ぎは草の種っていうわよ。
健太
たくさんあるけど、僕に合う仕事を見つけるまでに人生が終わりそうだ。
ともこ
運命の仕事とは、きっと早くに巡り合えるわよ、なにせ運命で結ばれているんだから。

「身過ぎ世過ぎ」の例文

  1. 身過ぎ世過ぎの戦で、女のごとく夢想を抱いている場合ではないのだ。(和田竜 村上海賊の娘 下巻)
  2. 庄九郎様にすれば荷頭をひきうけたのは身過ぎ世過ぎのためではない。(司馬遼太郎 国盗り物語)
  3. 商品としてのいわゆる清水焼は、割りきって抵抗もなく焼いてきたが、それはあくまでも身過ぎ世過ぎで、自分の本道ではないという自覚が彼にはあった。(赤江瀑 正倉院の矢)
  4. 身過ぎ世過ぎのために開業した店だが、あれから十年、結構繁盛している。
  5. 評価されるためではなく、身過ぎ世過ぎのためにこの仕事をやっている。