「まかり間違って」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
まかり間違って

【読み方】
まかりまちがって

【意味】
「間違う」を強めていう語。多く、条件を示す語法で用いる。

【類義語】
・万が一間違うと大変なことになる

「まかり間違って」の使い方

ともこ
昨日は大騒ぎだったわね。
健太
安全確認を怠っていたんだって。
ともこ
まかり間違えば大事故になる所だったね。
健太
一瞬の油断が一生の後悔にならないように、ちゃんと確認をしないとだめだよね。

「まかり間違って」の例文

  1. 是が非でも、光國こそ世子であると証明させ、将軍の耳に入るようにする。まかり間違っても、長男である竹丸が改めて世子になることのないように。(冲方丁 光圀伝)
  2. しかし僕は理性のある人間だし、それに君は僕の友人、誠実な友人だ。まかり間違って鞘当ということになっても、決闘なんかはまっぴらだ!(アンデルセン 即興詩人 上)
  3. 先へ行ったと思うのが当り前で、まかり間違っても逃げたと鑑定をつけべきはずだのに、隠れたんだとすぐ胸先へ浮んで来たのは、よっぽど蝙蝠に祟られていたに違ない。(夏目漱石 坑夫)
  4. まかり間違っても戦争にはならないだろう。
  5. まかり間違ってもあんな安っぽい挑発に乗ってはいけない。