「持て余す」の意味と使い方や例文!「暇を持て余す」とは?(類義語)

【言葉】
持て余す

【読み方】
もてあます

【意味】
うまく処置できず、苦労する。取り扱いかねる。手にあます。

【類義語】
・手持ち無沙汰
・退屈

「持て余す」の使い方

健太
クラスにヤンキーがいて、みんな彼を持て余しているんだよね。
ともこ
ヤンキーって、どう接していいのか分からないわよね。
健太
プライドが高くて心を開いてくれなさそうだから、どう声をかけていいのか分からないんだ。
ともこ
こういう時、先生が助け舟を出してくれたらいいわよね。

「持て余す」の例文

  1. 自分でも、とめどがなくて、持て余して、涙にまかせてゐるやうである。(坂口安吾 竹藪の家)
  2. 彼女はただ自分の大きな腹を持て余してばかりいた。(夏目漱石 道草)
  3. 一回り以上も年下の青年に恋をしている。しかし自分の気持ちを持て余しているわけではない。(東野圭吾 幻夜)
  4. コンパクトカーでは狭いし、ハイエースでは持て余す
  5. 健太くんは親も持て余す駄々っ子だった。

「暇を持て余す」とは?

持て余す」を用いた表現の一つに「暇を持て余す(ひまをもてあます)」があります。

暇を持て余す」とは、暇で時間が有り余ることをいいます。

【例文】

  1. 暇を持て余しているなら、家中の掃除をしてほしい。
  2. 退職した父は暇を持て余している。