【言葉】
持て余す
【読み方】
もてあます
【意味】
うまく処置できず、苦労する。取り扱いかねる。手にあます。
【類義語】
・手持ち無沙汰
・退屈
「持て余す」の使い方
クラスにヤンキーがいて、みんな彼を持て余しているんだよね。
ヤンキーって、どう接していいのか分からないわよね。
プライドが高くて心を開いてくれなさそうだから、どう声をかけていいのか分からないんだ。
こういう時、先生が助け舟を出してくれたらいいわよね。
「持て余す」の例文
- 自分でも、とめどがなくて、持て余して、涙にまかせてゐるやうである。(坂口安吾 竹藪の家)
- 彼女はただ自分の大きな腹を持て余してばかりいた。(夏目漱石 道草)
- 一回り以上も年下の青年に恋をしている。しかし自分の気持ちを持て余しているわけではない。(東野圭吾 幻夜)
- コンパクトカーでは狭いし、ハイエースでは持て余す。
- 健太くんは親も持て余す駄々っ子だった。
「暇を持て余す」とは?
「持て余す」を用いた表現の一つに「暇を持て余す(ひまをもてあます)」があります。
「暇を持て余す」とは、暇で時間が有り余ることをいいます。
【例文】
- 暇を持て余しているなら、家中の掃除をしてほしい。
- 退職した父は暇を持て余している。