「もとい」の意味と使い方や例文!「改め」との違いは?(類義語)

【言葉】
もとい

【意味】
言いまちがえて訂正するときに発する語。

【類義語】
・ではなく
・改め

「もとい」の使い方

健太
大江先生、もとい木下先生が呼んでいるよ。
ともこ
大江先生改め木下先生が呼んでいるのね。
健太
仕事上の名前は旧姓のままで良いのにね。
ともこ
生徒が混乱してしまうわよね。

「もとい」の例文

  1. アメリカ、もといイギリスで開催されます。
  2. 渋谷、もとい、目黒で14時に待ち合わせです。
  3. この料理はまずい、もとい個性的な味ですね。
  4. 商店街組合の組合長、もとい、サンタクロースが子供たちにプレゼントを配っている。
  5. 緑のかぼちゃはパンプキンではないらしい。そんなことを考えながら、パンプキンパイもといスクワッシュパイを食す。

「もとい」と「改め」との違いは?

もとい」に似ている語に「改め(あらため)」があります。

改め」とは、
①改めること。新しいものに替えること。
②(多く、他の語のあとに付いて)取り調べること。

という意味です。

もとい」は、間違いが先にあって、それを訂正することをいいます。

対して「改め」は、新しいものに取り替えること、改善のために変化させることをいいます。

なので、「もとい」のような失敗や間違いがありきの語ではありません。