【言葉】
迎える
「邀える」とも書く。
【読み方】むかえる
【意味】
①人の来るのを待ち受ける。
②呼んで、来てもらう。呼びよせる。
③招いて仲間や家族に加え入れる。
④(確実にやってくる)ある時期や段階を目前にする。また、その時期や段階が訪れる。
⑤よしとして受け入れる。ごきげんをとる。
⑥相手の攻撃を待ち構えて防ぐ。
【類義語】
・出迎える
【対義語】
・送る
「迎える」の使い方
日本は技術力では、世界と戦う力があるのに、大国の意を迎える外交をしているよね。
もともと謙虚さを美徳と考える国だから。
主張することが優秀さであるアメリカにはかなわないか。
国民に迷惑をかけたり、戦争にならない限りは、意を迎える外交も悪くないわよ。
「迎える」の例文
- 神様を迎えるためにしめ縄を玄関に飾る。
- 有名な音楽家を講師に迎える。
- 優勝した我々は、拍手喝采で迎えられた。
- 健太くんを大事なお客さまとして迎える。
- 事態は重大な局面を迎える。
「迎える」と「向かえる」の違いは?
「迎える」と同じ読み方の語に「向かえる」があります。
「向かえる」とは、向かうことができるという意味です。
「向かう」は、ある場所や方向を目ざして進むことをいいます。
「迎える」は、やって来る人を受け入れることをいいます。
対して「向かえる」は、ある場所や方向を目ざして進むことができることをいいます。