【言葉】
泣き崩れる
【読み方】
なきくずれる
【意味】
とりみだして泣く。正体もなく崩れた姿勢で泣く。
【類義語】
・号泣
・慟哭
「泣き崩れる」の使い方
熱が出て、心細くて泣き崩れてしまったよ。
熱が出ると弱気になってしまうわよね。
おばあちゃんの温かいおかゆが食べたくなったんだ。
病気になると家族のありがたさを痛感するわね。
「泣き崩れる」の例文
- 背後の壁にもたれて二三人の女が泣き崩れている、侍女ででもあろうか。(夏目漱石 倫敦塔)
- 9回の裏でホームランを打たれ逆転負け。選手は嗚咽交じりに泣き崩れる。
- 気丈だった母が泣き崩れていた。
- その報せを聞き、その場に泣き崩れた。
- 言葉を発すると泣き崩れてしまいそうだった。
嬉しいとき?悲しいとき?
「泣き崩れる」は、とりみだして泣くことをいいます。
なので、とりみだすほど悲しいときに使われ、嬉しいときには使われません。