【言葉】
何気ない
【読み方】
なにげない
【意味】
これといった特別の意図もない。特に注意せず関心を示さない。
【類義語】
・さりげない
【対義語】
・物々しい
・わざとらしい
「何気ない」の使い方
彼女は何気ない仕草が上品だよね。
育ちがいいからね。
世が世ならお姫様だったんだよね。
健太くんなんて、声をかけることはおろか、顔をあげてその姿を見ることすら許されないお姫様よ。
「何気ない」の例文
- 何気ない日々の幸せをかみしめる。
- 何気ない時間を大事にすることで人生が豊かになる。
- 何気なく罫紙を取り上げて裏を返して見ると三四行の英語が書いてある。(夏目漱石 虞美人草)
- 何気なく上を見るとカラスと目が合った。
- そして何気なく擦れ違おうとすると、何か自分の手に触れる物を感じた。彼は不知それを受け取っていた。(志賀直哉 小僧の神様・城の崎にて)
「何気ない会話」「何気ない日々」とは?
「何気ない」を用いた表現に「何気ない会話(なにげないかいわ)」「何気ない日々(なにげないひび)」があります。
「何気ない会話」とは?
「何気ない会話」とは、これといった特別の意図もない会話のことをいいます。
【例文】
- 何気ない会話から、患者の健康面の悩みを知る。
- 何気ない会話を装い情報を集める。
「何気ない日々」とは?
「何気ない日々」とは、特に注意して関心を示さない毎日のことをいいます。
【例文】
- 何気ない日々に面白みを見つけることが、人生を楽しむコツだ。
- 何気ない日々の大切さを知ることが平和につながる。