「何かしら」の意味と使い方や例文!「何かしらの形で」とは?(類義語)

【言葉】
何かしら

【読み方】
なにかしら

【意味】
①なにかわからない、あること。なにか。
②(副詞的に)何か分からないが。どことなく。

【類義語】
・どういうわけか
・何となしに

「何かしら」の使い方

ともこ
健太くん。進学について何かしら考えているの?
健太
さすがに何かしら考えているよ。
ともこ
全く勉強している気配がないから心配していたのよ。
健太
コソ勉しているんだよ。

「何かしら」の例文

  1. 誰も彼もが何かしらあるものについて承知をしているかのようであった。(ドストエフスキー 白痴 下)
  2. 自分の体を見ることができないというのは何かしら奇妙なものだった。(村上春樹 世界の終りとハードボイルド ワンダーランド 2)
  3. 何かしら為て来ない人には、決して物を上げないということにして居る。(島崎藤村 朝飯)
  4. 何かしらともこちゃんを喜ばせることをしたい。
  5. 新聞は読めば何かしら得ることが多い。

「何かしらの形で」とは?

何かしら」を用いた表現の一つに「何かしらの形で(なにかしらのかたちで)」があります。

何かしらの形で」とは、何かはっきりとは分からないがという意味です。

【例文】

  1. 引退後も何かしらの形でこのチームに関わりたい。
  2. 何かしらの形でこの御礼をしたいと思っています。