【言葉】
なすがまま
【意味】
相手がすることに反論や抵抗をしない。流れに身を任せる。
【類義語】
・行雲流水
・自然の理に従う
「なすがまま」の使い方
健太くん。どこに行っていたの?
UFOにさらわれていたんだ。
何もされなかった?
宇宙人のなすがまま、抵抗することもできず何かの実験をされたよ。
「なすがまま」の例文
- 今援軍を出さないと敵のなすがままになってしまう。
- あきらめてなすがままにされていた。
- なすがまま、彼の言う通りに動いた。
- 政治家のなすがまま、考えることをやめてしまった愚かな国民。
- 争う気はなかったので彼のなすがままにした。
「なすがまま」と「あるがまま」の違いは?
「なすがまま」に似ている表現に「あるがまま」があります。
「あるがまま」とは、「存在する通り。ありのまま。あるまま。」という意味です。
「なすがまま」も「あるがまま」も、そのままという意味があります。
しかし「なすがまま」は、流れに身を任せることをいいます。
対して「あるがまま」は、ありのままという意味で使われます。