「慮る」の意味と使い方や例文!「おもんぱかる」は間違い?(類義語)

【言葉】
慮る

【読み方】
おもんぱかる

【意味】
よくよく考える。考えはかる。思いめぐらす。

【類義語】
・思いめぐらす

「慮る」の使い方

健太
ともこちゃんは良い人だね。
ともこ
そう?
健太
相手の立場を慮ることができるんだもん。僕は自分のことしか考えないよ。
ともこ
情けは人の為ならずよ。結局、私も自分のためなのよ。

「慮る」の例文

  1. なぜなら、父の歯が悪いのをって、固い皮がむしり取ってあったから。(モーパッサン ある女の告白)
  2. 過失の二字をつけたのは、彼の年齢をっての係官の温情だったろうか。(皆川博子 水底の祭り)
  3. 大変な境遇にあるチームメイトの心労を慮る
  4. 怖がりな僕をって、肝試しのコースを明るい道にしてくれた。
  5. 親友を亡くしたばかりにもかかわらず、つらい気持ちを隠し、笑顔でテレビ番組に出演する彼を慮る声が上がる。

「おもんぱかる」は間違い?

慮る」は、「オモヒハカル」の音便です。

慮る」は、「おもんぱかる」とも「おもんばかる」とも読みます。

しかしニュースなどでは「おもんぱかる」を用います。