「お世話様です」の意味と使い方や例文!目上には失礼?返し方は?(類義語)

【言葉】
お世話様です

【読み方】
おせわさまです

【意味】
他人が自分のために力を尽くしてくれたことに対して、お礼の気持ちをこめていう語。多く、あいさつの言葉に用いる。

【類義語】
・ご苦労様です

「お世話様です」の使い方

健太
暑い日も寒い日も荷物を運んでくださりお世話様ですって宅急便のお兄さんに伝えたんだ。
ともこ
感謝の気持ちを伝えることは大事よね。
健太
お金を払っているんだから当たり前って思ってはいけないよね。
ともこ
人間、謙虚さを忘れてはいけないわ。

「お世話様です」の例文

  1. 京都からやって来た時はいろいろお世話様した。
  2. ではお二人さんとも、いろいろとお世話様でした。(A.C .ドイル 四つの署名)
  3. 「あっ、その節はお世話様でした」 浅見も大声で応じ、最敬礼で挨拶した。(内田康夫 日光殺人事件)
  4. どうもお世話様でございましたと、丁重に礼を言う。
  5. 遅くまで残って仕事をしてくれお世話様です

目上には失礼?返し方は?

目上には失礼?

お世話様です」は、感謝の気持ちを相手に伝え労う意の言葉です。

労う」は、相手の苦労や骨折りに感謝し労る意で、対等または目下の人に対して使われます。

なので、目上の人に対して「お世話様です」というと、上から目線で失礼にあたります。

返し方は?

お世話様です」は、自分のために力を尽くしてくれた人に、感謝の気持ちをこめていう言葉です。

お世話様です」と言われたときは、同じように「こちらこそお世話様です」と返すと良いでしょう。