「思いの丈」の意味と使い方や例文!「思いの丈をぶつける」とは?(類義語)

【言葉】
思いの丈

【読み方】
おもいのたけ

【意味】
想いのありたけ。

【類義語】
・思いの限り

「思いの丈」の使い方

健太
あのバスケの漫画の三井が思いの丈を監督にぶつけるシーンがいいよね。
ともこ
「バスケがしたいです」ってやつね。
健太
そうそう。感動的なシーンだよ。
ともこ
漫画史に残りそうな作品ね。

「思いの丈」の例文

  1. 最期に思いの丈を打ち明ける誰かがいても、飯田さんなら、それを止めたりはしない。(畠中恵 とっても不幸な幸運)
  2. その巻紙は貫一が遺せし筆の跡などにはあらで、いつかは宮の彼に送らんとて、別れし後の思いの丈を窃に書聯ねたるものなりかし。(尾崎紅葉 金色夜叉)
  3. 明さんが、思いの丈を吐く息は、冷たき煙と立のぼって、中空の月も隠れましょう。(泉鏡花 草迷宮)
  4. 手紙に、思いの丈を込めた。
  5. 思い切ってともこちゃんに思いの丈を告げて、恋が実る。

「思いの丈をぶつける」とは?

思いの丈」を用いた表現の一つに「思いの丈をぶつける」があります。

思いの丈をぶつける」とは、言いたいことを全部言うという意味です。

【例文】

  1. 健太くんに思いの丈をぶつけて気持ちがすっきりした。
  2. 心の中に抱き続けてきた思いの丈をぶつける