「労をねぎらう」の意味と使い方や例文!目上には失礼?(類義語)

【言葉】
労をねぎらう

【読み方】
ろうをねぎらう

【意味】
苦労させた人に感謝を伝えいたわること。

【類義語】
・慰労する
・報奨する
・論功行賞

「労をねぎらう」の使い方

ともこ
生徒の労をねぎらうために、先生がなんでも願い事をかなえてくれるって。
健太
何でも?
ともこ
常識の範囲内でお願いね。
健太
合格通知がほしかったんだけど、やっぱり無理か。

「労をねぎらう」の例文

  1. 実際ここではグレーゴルがしようと思うほどにはだれも妹の労をねぎらいはしないのだ。(カフカ 変身)
  2. この日一日の労をねぎらっての夕食会というのが、この集まりの名目だった。(保阪正康 東條英機と天皇の時代 下 日米開戦から東京裁判まで)
  3. 勤勉な部下に何度も助けられたことで、その部下の労をねぎらいたくなった。
  4. 監督は選手の労をねぎらうように手を差し出し、握手を交わした。
  5. 上司に労をねぎらう言葉をかけられ、明日も頑張ろうと思えた。

目上には失礼?

労をねぎら」の「ねぎらう」とは、「苦労や骨折りに感謝し、いたわる。」という意味です。

現代では、同等または目下の人に対して使います。

なので目上の人に対して使うと失礼になります。