【言葉】
再三にわたり
【読み方】
さいさんにわたり
【意味】
物事が2度も3度もたびたび起こること。
【類義語】
・たびたび
・しばしば
「再三にわたり」の使い方
この国は災害に見舞われる度に、再三にわたって再興してきたのよね。
災害大国日本といわれているわりには防災意識が低いよね。
昨今の災害では、科学を過信して油断していた部分はあるわよね。
自然に対して、昔の人のように畏敬の念を抱かないといけないよね。
「再三にわたり」の例文
- 再犯をくり返す彼は、支援者や親族の思いを再三にわたり裏切っている。
- このチームは攻勢を強め、再三にわたり決定機を創出した。
- 再三にわたり注意したが、彼の心に響かなかったようだ。
- 再三にわたり騙されてきたのに、彼はまだ懲りていない。
- ロシア軍の行為は、再三にわたり非難を浴びてきた。
「再三にわたり申し訳ございません」は正しい敬語?
「再三にわたり」を用いた表現の一つに「再三にわたり申し訳ございません(さいさんにわたりもうしわけございません)」があります。
「再三にわたり申し訳ございません」とは、繰り返しで申し訳ないという意味です。
何度も連絡やお願いをした時に使います。
「再三にわたり申し訳ございません」の「申し訳ございません」は、間違った敬語という意見があります。
「申し訳ない」を一つの形容詞と捉えたとき、「ない」が「ございません」に変化するのは間違いで、「申し訳ないことでございます」「申し訳なく存じます」が正しいという考えです。
しかし「申し訳」を名詞として捉えたとき、「申し訳」は、「申し開き、言い訳、弁解」という意味があるため「申し訳」+「ございません」は正しいという考えもあります。
一般的に「申し訳ございません」は、正しい表現としてビジネスシーンで使われており間違いではありません。