「盃を交わす」の意味と使い方や例文!「杯を交わす」との違いは?(類義語)

【言葉】
盃を交わす

【読み方】
さかずきをかわす

【意味】
酒などを飲み交わし親交を深める。

【類義語】
・親密になる
・義理立てを誓う
・親睦を深める

「盃を交わす」の使い方

ともこ
健太くん。彼と仲直りしたの?
健太
盃を交わして仲直りしたんだ。
ともこ
喧嘩が長引くんじゃないかって心配していたからよかったわ。
健太
こじれる前に盃を交わして良かった。

「盃を交わす」の例文

  1. 邸にしても千坪余の敷地に藩主の本陣宿も擁している。何を血迷って出入りの貧乏医者と盃を交わし縁戚固めをしなければならないというのか。(有吉佐和子 華岡青洲の妻)
  2. お互い三人が義の盃を交わしたとき、第一に誓ったのは、盗賊はしても弱い者泣かせはしまいぞということだった。(吉川英治 新・水滸伝)
  3. 皆が旅人の屋敷に集まり、梅の花を見て盃を交わし、談笑しながら一首ずつ歌をつくった。(大岡信 名句歌ごよみ)
  4. 結婚式で、三三九度の盃を交わして、指輪を交換する。
  5. みやげ話をしながら盃を交わす

「盃を交わす」と「杯を交わす」との違いは?

盃を交わす」は「杯を交わす」とも書きます。

」は、「」とも書きます。

なので「盃を交わす」も「杯を交わす」も、同じ意味です。