「せめてもの」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
せめてもの

【意味】
最小限に望んで。せいぜい。

【類義語】
・せいぜい

「せめてもの」の使い方

健太
彼にはたくさんの迷惑をかけたなあ。
ともこ
健太くんのわがままに根気よく付き合ってくれたわよね。
健太
せめてもの罪滅ぼしに何かできないかなあ。
ともこ
何かできることを見つけて心のしこりを無くしたいわよね。

「せめてもの」の例文

  1. 不景気で悩みが多いが、子供たちが元気なことがせめても救いだ。
  2. 生死すら分からない家族が多い中、遺骨のかえったのがせめてもだ。
  3. 寝覚めが悪いからじゃないの?せめてもの償いのつもりで、それで葬式を出してやってるんじゃないの?(乃南アサ 暗鬼)
  4. 広巳の口元にはその時微笑が浮んだ。広巳は二人の悪党にせめてもの復讐したことを考えだしているのであった。(田中貢太郎 春心)
  5. それがもう、いまでは、おれの唯一の、せめてものプライドなんだから。(太宰治 たずねびと)