「世知辛い」の意味と使い方や例文!「世知辛い世の中」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
世知辛い

【読み方】
せちがらい

【意味】
①打算的である。抜け目がない。
②世渡りがむずかしい。暮らしにくい。

【類義語】
・暮らしにくい
・抜け目がない

【対義語】
・暮らしやすい
・太っ腹

「世知辛い」の使い方

健太
世知辛い人が多い世の中は暮らしにくいよね。
ともこ
健太くんみたいに真っ正直な人にはつらいわよね。
健太
みんな心の中で何を考えているのかわかりにくいんだよ。
ともこ
世知辛い人は、自分の幸せのことだけを考えているんだと思うわ。

「世知辛い」の例文

  1. この漫画は、世知辛い世の中を表したブラックユーモアにあふれている。
  2. 世知辛い世の中になった、と皆口を揃えて言うけれど、どう考えても私が子供の頃の方が貧しかったし、それに比例して人々は荒んでいたと思える。(森博嗣 少し変わった子あります)
  3. 世の中の厳しさや世知辛さを前に無力さを感じる。
  4. 世知辛い現代社会を生き抜くために強くならなくてはいけない。
  5. 昨今は人の心も世知辛くなった。

「世知辛い世の中」とは?

世知辛い」を用いた表現の一つに「世知辛い世の中(せちがらいよのなか)」があります。

世知辛い世の中」とは、暮らしにくい社会や世間をいいます。

【例文】

  1. 世知辛い世の中では、新幹線のリクライニングを気軽に倒すこともできない。
  2. 弱肉強食の世知辛い世の中だ。