【言葉】
世知辛い
【読み方】
せちがらい
【意味】
①打算的である。抜け目がない。
②世渡りがむずかしい。暮らしにくい。
【類義語】
・暮らしにくい
・抜け目がない
【対義語】
・暮らしやすい
・太っ腹
「世知辛い」の使い方
世知辛い人が多い世の中は暮らしにくいよね。
健太くんみたいに真っ正直な人にはつらいわよね。
みんな心の中で何を考えているのかわかりにくいんだよ。
世知辛い人は、自分の幸せのことだけを考えているんだと思うわ。
「世知辛い」の例文
- この漫画は、世知辛い世の中を表したブラックユーモアにあふれている。
- 世知辛い世の中になった、と皆口を揃えて言うけれど、どう考えても私が子供の頃の方が貧しかったし、それに比例して人々は荒んでいたと思える。(森博嗣 少し変わった子あります)
- 世の中の厳しさや世知辛さを前に無力さを感じる。
- 世知辛い現代社会を生き抜くために強くならなくてはいけない。
- 昨今は人の心も世知辛くなった。
「世知辛い世の中」とは?
「世知辛い」を用いた表現の一つに「世知辛い世の中(せちがらいよのなか)」があります。
「世知辛い世の中」とは、暮らしにくい社会や世間をいいます。
【例文】
- 世知辛い世の中では、新幹線のリクライニングを気軽に倒すこともできない。
- 弱肉強食の世知辛い世の中だ。