「誹り」の意味と使い方や例文!「誹りを受ける」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
誹り

「謗り」「譏る」とも書く。
【読み方】
そしり

【意味】
そしること。また、その言。

【類義語】
・非難する
・悪口

【対義語】
・賞賛
・賛美

「誹り」の使い方

健太
あの映画が公開されたんだけど、動物虐待じゃないかって誹りを受けているらしいよ。
ともこ
最近、子役が殴られる場面や怒鳴られる場面が減ったわよね。
健太
怒鳴る場面と泣く場面が別撮りにされているよね。
ともこ
子役や動物の権利が尊重されるようになってきたってことよね。

「誹り」の例文

  1. そうはいってもずいぶんクドかったじゃないかとの誹りはあるだろう。(北大路魯山人 素人製陶本窯を築くべからず)
  2. これ曲亭馬琴暗に人を誹りて己れを高うせんがために書きたるものなりとか。(永井荷風 書かでもの記)
  3. 用に立つ人物は、十人の内六人譽め四人るものである。(森鴎外 栗山大膳)
  4. 健太くんは誹りを免れられぬだろう。
  5. その思想は反社会的だと誹りを受けた。

「誹りを受ける」とは?

誹り」を用いた表現の一つに「誹りを受ける(そしりをうける)」があります。

誹りを受ける」とは、悪口を言われることをいいます。

【例文】

  1. 犯罪者の娘というだけで誹りを受ける
  2. 消極的な健太くんは、臆病者の誹りを受ける