「好き勝手」の意味と使い方や例文!「自分勝手」「自由」との違いは?(類義語)

【言葉】
好き勝手

【読み方】
すきかって

【意味】
自分の好きなように振る舞うさま。勝手気まま。

【類義語】
・勝手気まま

「好き勝手」の使い方

ともこ
文化祭で何をやるか決まった?
健太
会議では、みんな好き勝手なことをいうだけで、全然まとまらなかったんだ。
ともこ
あれがやりたい。そんなのやりたくなーい。つまらなそー。みたいな?
健太
よくわかっているね。やる気がないクラスをまとめるのは大変だ。

「好き勝手」の例文

  1. 彼は、その場の気分で好き勝手なことをいう。
  2. 彼がこうやって好き勝手なことをやっていられるのも親の権力のおかげだ。
  3. その番組は、お笑い芸人が好き勝手しゃべっているだけでつまらない。
  4. 今までの下働きとは、根本から違うということを忘れるなよ。それを忘れて好き勝手するような奴は、簡単に命を落としてしまう。(熊谷達也 邂逅の森)
  5. 毒親の好き勝手な言動に振り回される。

「好き勝手」と「自分勝手」「自由」の違いは?

好き勝手」に似ている語に「自分勝手(じぶんかって)」「自由(じゆう)」があります。

「好き勝手」と「自分勝手」の違いは?

自分勝手」は、「他人の都合を考えず、自分のためだけを計ること。てまえがって。みがって。」という意味です。

好き勝手」も「自分勝手」も、他人の都合を考えないことをいいます。

しかし「好き勝手」は、好き放題、好きなようにすることをいいます。

対して「自分勝手」は、自分のためだけに計ることをいいます。

「好き勝手」と「自由」の違いは?

自由」は、他から強制や命令をうけることなく、自分の思い通りにできることという意味です。

好き勝手」も「自由」も、思い通りに振る舞うことをいいます。

しかし「好き勝手」は、他人の都合を考えず、自分の好きなように振る舞うさまをいい、悪い意味で使うことが多いです。

対して「自由」は、他から束縛されることなく、思うまま振る舞うさまをいい、いい意味で使われることが多いです。