【言葉】
絶つ
「断つ」と表記が重なる場合もありますが、意味によって書き分けます。
【読み方】たつ
【意味】
① 続いてきたことや関係を終わらせ、つながりをなくす。「消息を絶つ」「縁を絶つ」。
② 物事を終わらせ、なくすこと。「悪習を絶つ」「悪の根を絶つ」。なお、「後を絶たない」は、同じような出来事が続いて途切れないことを表す。

「絶つ」は、続いていたことを終わらせたり、関係をなくしたりすることだよ。「断つ」と使い方が重なる場合もあるんだ。

オラ、夜更かしの習慣を絶とうと思うニャ。寝る前のゲームをやめて、早く眠るようにしたいニャン。
【類義語】
・断絶する(関係について)
・断ち切る(関係や習慣について)
・終わらせる
【対義語】
・続ける(継続について)
・つながりを保つ(関係について)
「絶つ」の使い方

ゲームをしていたら、つい夜更かししちゃったよ。

それなら、寝る前にはゲームを終えるようにしたら?

うん。夜更かしの習慣を絶つと決めたんだ。

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「絶つ」の例文
- 長年続いていた悪い習慣を絶つと決めた。
- 不愉快なことがあり、彼との付き合いを絶ってしまった。
- 陵の怪しむのは、なぜ早く自ら生命を絶たないのかという意味であった。(中島敦 李陵)
- 不正を繰り返す慣習を絶つため、規則を改めた。
- 突然消息を絶った友人の安否を心配した。
「絶つ」と「断つ」「裁つ」との違いは?
「絶つ」「断つ」「裁つ」は、いずれも「たつ」と読みますが、表す内容に応じて書き分けます。
「絶つ」と「断つ」の違いは?
「絶つ」は、続いていた物事や関係を終わらせることに重点があります。「消息を絶つ」「縁を絶つ」「悪習を絶つ」のように使います。
「断つ」は、つながったものを切り離すことや、途中で遮ることに重点があります。「退路を断つ」「糸を断つ」「酒を断つ」のように使います。
「絶つ」は長く続くものを終わらせる場合、「断つ」は途中で断ち切る場合に使う傾向がありますが、「絶つ=永久」「断つ=一時的」と厳密に分けられるわけではありません。「縁を絶つ/断つ」のように、どちらの表記も使われる例があります。
「絶つ」と「裁つ」の違いは?
「裁つ」は、衣服などを作るために布や紙を寸法・形に合わせて切ることです。「生地を裁つ」「型紙に合わせて布を裁つ」のように使います。
続いている関係を終わらせる場合は「絶つ」、つながりを切り離す場合は「断つ」、布などを仕立てるために切る場合は「裁つ」を使い分けます。













