「手強い」の意味と使い方や例文!「手ごわい相手」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
手強い

【意味】
①相手として容易に勝てそうもない。
②処理するのに難しい。
③物言い・態度・やり方などがきつい。てづよい。

【類義語】
・屈強
・強大
・強豪
・猛者

【対義語】
与し易い

「手強い」の使い方

健太
この問題は手強いね。
ともこ
私なんて一週間悩んでいるわよ。
健太
一週間も?僕の能力だったら一カ月かかるかもしれないぞ。
ともこ
健太くんは閃き力があるから、ひょっとしたらひょっとするかもよ。

「手強い」の例文

  1. どうやら、やっと、自分が相手にしているものの手強さが判ってきたようだ。(宮部みゆき 模倣犯 上)
  2. だがおれ一人の力では少し手強いかもしれぬよ。(江戸川乱歩 孤島の鬼)
  3. 彼は長い経験から、このようにいきなりぶつかった障害というものの手強さを知っていたからだ。(アレクサンドル・デュマ モンテ・クリスト伯)
  4. 見た感じそんなに手強そうには見えなかったが、なかなか手強い
  5. 一年前よりもずっと手強い相手になっていた

「手ごわい相手」とは?

手強い」を用いた表現の一つに「手ごわい相手(てごわいあいて)」があります。

手ごわい相手」とは、容易に勝てそうもない勝負の相手をいいます。

【例文】

  1. 彼らは健太くんなんか問題にならないくらい手ごわい相手だ。
  2. 甘く見たつもりは無い。しかし、予想をはるかに超えて手ごわい相手だった。