「手探り」の意味と使い方や例文!「手探りで進める」「手探りで探す」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
手探り

【読み方】
てさぐり

【意味】
手先の感じをたよりにしてさぐり求めること。勘にたよってさがすこと。模索。

【類義語】
・模索

【対義語】
・発見

「手探り」の使い方

健太
未知の感染症と対峙して、すべてが手探りだったよね。
ともこ
感染症の専門家ですら手探りだったから、たまに頓珍漢なことを言っていたわ。
健太
誰にも正解が分からないんだから、自分が信じることをやるしかないよね。
ともこ
人類の歴史はウィルスとの闘いだから、これからも手探りでいくしかないわね。

「手探り」の例文

  1. かすかな明かりの中、何をするにも手探りでした。
  2. 監督が代わって一年目、まだまだ手探り状態です。
  3. 右も左もわからないまま手探りで、失敗も少なくなかった。
  4. 行政に支援してもらいながら手探りで子ども食堂をスタートした。
  5. 手探りで始めたロケット製作だったが、本当に宇宙に飛ばす日が来るとは感慨深い。

「手探りで進める」「手探りで探す」とは?

手探り」を用いた表現に「手探りで進める(てさぐりですすめる)」「手探りで探す(てさぐりでさがす)」があります。

「手探りで進める」とは?

手探りで進める」とは、模索しながら物事を進行させることをいいます。

【例文】

  1. 感染症が収束しないまま三年ぶりの文化祭の開催、感染対策を徹底し、準備を手探りで進めてきた。
  2. 実写化するにあたって原作をどのように再現するか、手探りで進めた。

「手探りで探す」とは?

手探りで探す」とは、「暗闇などで、手先の感じをたよりにさぐり求めること。確実な方法がわからないまま、あれこれ模索すること。」という意味です。

【例文】

  1. 急に電気が消えたので、ブレーカーを手探りで探す
  2. 双方が納得できる道を手探りで探す