「照らし合わせる」の意味と使い方や例文!「重ね合わせる」との違いは?(類義語)

【言葉】
照らし合わせる

【読み方】
てらしあわせる

【意味】
①比べ合わせた確かめる。みくらべる。
②両方から光を当てる。

【類義語】
・照合
・見比べる

「照らし合わせる」の使い方

ともこ
健太くん。本当にこの辺りなの?
健太
メモの住所と地図を照らし合わせるとこの辺なんだよね。
ともこ
メモが間違っているんじゃないの?
健太
走り書きだから、間違えている可能性があるね。

「照らし合わせる」の例文

  1. 各紙で掲載された記事を照らし合わせるとおもしろい。
  2. 他人の書いたものを自分の書いたものと照らし合わせるということができない。(群ようこ 飢え)
  3. それを母の話と照らし合わせると、さてこの石段はいつ造られたものなのだろう。(宮部みゆき 孤宿の人 上)
  4. 現場に残されていた指紋と、犯罪歴のある者の指紋と照らし合わせる
  5. 史実に照らし合わせると、この資料には間違いが多い。

「照らし合わせる」と「重ね合わせる」の違いは?

照らし合わせる」に似ている表現に「重ね合わせる(かさねあわせる)」があります。

重ね合わせる」とは、
①紙・板・皿など、同じ種類の平たいもの同士を隙間のない状態に重ねる。
②ある事柄に類似する別の事柄を関連付けて考える。

という意味です。

照らし合わせる」は、二つの物を比べて確かめることをいいます。

対して「重ね合わせる」は、二つの物を重ねることをいうので似ていますが意味は違います。