「知見を深める」の意味と使い方や例文!「知見を広める」との違いは?(類義語)

【言葉】
知見を深める

【読み方】
ちけんをふかめる

【意味】
より詳しい知識や見識を得ること。

【類義語】
・知見を広める
・熟知する
・精通する

「知見を深める」の使い方

健太
これから18歳以上の人に選挙権があたえられるんだよね。
ともこ
10代の若者も新聞やニュースで、政治的知見を深める必要があるわね。
健太
選挙でしか国を変えることはできないからね。
ともこ
選挙に行かない人は、一票の重さをもっと知るべきよ。

「知見を深める」の例文

  1. 地道な研究をして知見を深める
  2. もっと視野を広げて知見を深める
  3. ヨーロッパへの留学を機に音楽の知見を深めた。
  4. 議論や交流を通じて知見を深めるために学会がある。
  5. 資格を取得したり、知見を深めて自分を磨く。

「知見を深める」と「知見を広める」の違いは?

知見を深める」に似ている語に「知見を広める(ちけんをひろめる)」があります。

知見を広める」とは、「より詳しい知識や見識の範囲を広くする。幅広く知識や見識を得る。」という意味です。

知見を深める」と「知見を広める」の違いは、「深める」と「広める」の意味です。

深める」は、物事の程度を深くすることをいいます。
広める」は、範囲を広くすることをいいます。

知見を深める」は、今ある知識や見識を更に深くすることをいいます。

対して「知見を広める」は、今ある知識や見識以外のことにも目を向け、知識の幅を広げることをいいます。