【言葉】
遅々として進まない
【読み方】
ちちとしてすすまない
【意味】
物事の進行がおそく、やり遂げるまでに程遠いこと。
【類義語】
・能率が上がらない
・もたもたする
「遅々として進まない」の使い方
ここだけ時間が止まっているのかしら。遅々として進まないように見えるけど。
組み立て方が分からなくて、さっきから説明書を読んでいるんだ。
説明書を読むのに何時間かかっているの。
説明書って教科書よりわかりにくいんだよ。もう少し時間をちょうだい。
「遅々として進まない」の例文
- しかも湾外に出た船は遅々として進まず、木の葉のように波に揉まれた。(阿井景子 西郷家の女たち)
- クリーンエネルギーの普及が遅々として進まない。
- 締切が近いのに、作業は遅々として進まない。
- いちいち上司の許可をもらう必要があるため、作業は遅々として進まない。
- もちろん日常業務の合間にやることなので、取材は遅々として進まなかった。(柳田邦男 空白の天気図)