「とめどなく」の意味と使い方や例文!「とめどなく溢れる」とは?(類義語)

【言葉】
とめどなく

「止め処無く」と表記する。
【意味】
何かがとぎれることなく続くさま。

【類義語】
・とめどもなく
・絶え間なく
・引きも切らず

「とめどなく」の使い方

健太
資源には限りがあるんだよね。
ともこ
すぐに枯渇するわけでもないけど、無限にあるわけじゃないわね。
健太
資源がとめどなく溢れて出てくるものだったら戦争が無くなるかな。
ともこ
かなり減るでしょうね。

「とめどなく」の例文

  1. 隣の席のご婦人たちは、とめどなくしゃべっていた。
  2. とめどなく物価が上がり続けている。
  3. 自分のように、ただ、とめどなく流れるたちの男では無かったのです。(太宰治 人間失格)
  4. とめどなくふり落ちるわたしの涙を見て、彼女はびっくりした。(ツルゲーネフ 初恋)
  5. 想像力がないわけではないから、考え出したらとめどなく不安になる。(松村栄子 雨にもまけず粗茶一服)

「とめどなく溢れる」とは?

とめどなく」を用いた表現の一つに「とめどなく溢れる(とめどなくあふれる)」があります。

とめどなく溢れる」とは、際限なくこぼれることをいいます。

【例文】

  1. とめどなく溢れてくる不安と弱気も、寝て起きて少し元気になれば忘れられる。(福井晴敏 終戦のローレライ 下)
  2. ともこちゃんが幸せならそれでいいと納得したはずなのに、涙がとめどなく溢れる