「とりとめもない」の意味と使い方や例文!「とりとめのない」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
とりとめもない

【意味】
際限ない。

【類義語】
・際限ない

「とりとめもない」の使い方

ともこ
校長先生の話はとりとめもなく続くわね。
健太
今日も長いね。最長記録かもしれないぞ。
ともこ
教頭先生が時計を気にし始めたわよ。
健太
さすがに止めないとやばいよね。

「とりとめもない」の例文

  1. 読みかえしてみたら、とりとめもないことばかりなのに気がつきました。(ドストエフスキー 貧しき人びと)
  2. とりとめもない意志の惱みが あとからあとからとやつてくるではないか。(萩原朔太郎 定本青猫)
  3. だんだん夜がふけるに従って、とりとめもない恐怖がわたしを圧迫した。(マロ・エクトール・アンリ 家なき子)
  4. 未来のことを考えると、とりとめもない恐怖に負けそうになった。
  5. 山と空しか見えないが、とりとめもなく眺めていられる。

「とりとめもない」と「とりとめのない」の違いは?

とりとめもない」に似ている表現に「とりとめのない」があります。

とりとめのない」は、きちんとしたまとまりやはっきりとした目標のないことをいます。

とりとめもない」も「とりとめのない」も「とりとめ(取り留め)」を用いた語ですが意味が違います。