【言葉】
年端も行かない
「年歯も行かない」とも書く。
【読み方】としはもいかない
【意味】
十分に成熟しない。幼い。
【類義語】
・稚い
・幼い
・幼少
「年端も行かない」の使い方
この映画は、年端も行かない子供には怖すぎるよね。
だから年齢制限があるのよ。
僕は制限にひっかっかっていないけど、トラウマになる怖さだったよ。
精神年齢が年端も行かない子たちと同じなんでしょうね。
「年端も行かない」の例文
- 海外では、年端も行かない子供たちが地雷の処理をさせられているという。
- 何しろまだ年端も行かぬ女のことだ、身が持てなかったのも無理はない。(チェーホフ 女房ども)
- 約束の期限までに返せねえ時はどうなるかも知らねえわけじゃあるまい。年端も行かねえ子供ならともかくも、大の男が納得ずくで借りた金なんだ。(平岩弓枝 御宿かわせみ 9 一両二分の女)
- 年端も行かない少年たちの夢を奪うようなことはしたくない。
- 年端も行かない子供たちにとって、あの震災は想像を絶する心の傷になったはずだ。
何歳くらいをいう?
「年端も行かない」とは、多く、年齢の幼い場合にいいます。
「年端もいかない」は、「年歯も行かない」とも書きます。
「年歯」は、「年歯(ねんし)」の訓読みで、「年歯(ねんし)」は、年齢の意の古風な表現です。
「年歯」と書くことから、「年端も行かない」は、永久歯が生える前の年齢と想像することができます。
人によって成長具合は異なりますが、小学生までを言い表す語と考えられます。