「年の瀬」の意味と使い方や例文!「年の瀬が迫る」とは?(類義語)

【言葉】
年の瀬

【読み方】
としのせ

【意味】
年の暮れ。

【類義語】
・年末
・歳末
・暮れ
・年の暮れ
・歳暮

「年の瀬」の使い方

健太
かさじぞうは、年の瀬が近いというのに新年を迎える餅すら買えないといって、おじいさんが笠を売りに出かけた話だよね。
ともこ
笠が一つも売れなくて、帰りに寒そうだったお地蔵様に笠をかぶせてあげたのよ。
健太
それで感激したお地蔵様が御礼の品をどっさり届けてくれたんだね。
ともこ
下心のない善意は、心にしみるのよね。

「年の瀬」の例文

  1. かき入れ時の年の瀬に向けて観光客をできるだけ多く呼び込みたい。
  2. 今年も、早10月。年の瀬が迫って来た。
  3. 年の瀬も押し迫って退院したおれは、約一ヵ月ぶりでアパートに戻った。(片山恭一 雨の日のイルカたちは)
  4. 年の瀬の足音が聞こえてきました。
  5. 年の瀬が近づいて、町行く人は忙しそうだ。

「年の瀬が迫る」とは?

年の瀬」を用いた表現の一つに「年の瀬が迫る(としのせがせまる)」があります。

年の瀬が迫る」とは、年末が近づくという意味です。

【例文】

  1. 健太くんが訪れたのは年の瀬が迫る寒い日のことだった。
  2. 年の瀬が迫るその駅は、帰省客でごった返していました。