「憑き物が落ちる」の意味と使い方や例文!(語源由来・類義語)

【言葉】
憑き物が落ちる

【読み方】
つきものがおちる

【意味】
正気に戻ること。

【語源・由来】
その人に取りついて、災いを成すとされる動物や霊、もののけが除かれたことから。

【類義語】
・正気に戻る

「憑き物が落ちる」の使い方

ともこ
昨日まで世界の終わりみたいな顔をしていたのに、憑き物が落ちたかのように、満面の笑みね。
健太
不安が払しょくされたんだよ。つまり、不安という名の憑き物が落ちたんだ。
ともこ
良かったわね。その不安は再燃しないの?
健太
しないからすっきりしているんだよ。

「憑き物が落ちる」の例文

  1. 僕の心の中を占めてた憎悪が、憑き物が落ちるかのように跡形もなく消えてしまった。
  2. そうと心に決めた時、憑き物が落ちたように清々しさを覚えた。
  3. まるで憑き物が落ちたかのように、真面目に仕事をするようになった。
  4. まるで憑き物が落ちたかのように、彼の表情が一変した。
  5. ともこちゃんは、憑き物が落ちたように素直になった。