「序に」の意味と使い方や例文!「序に代えて」とは?(類義語)

【言葉】
序に

【読み方】
ついでに

【意味】
そのおりに。その場合に。その機会に乗じて。

【類義語】
・折には

「序に」の使い方

健太
ともこちゃん。このお饅頭食べる?
ともこ
温泉饅頭ね。温泉に行ってきたの?
健太
父さんが、仕事で使う温泉の下見に行った序に、そこで一泊してきたんだ。
ともこ
お土産を買ってきてくれるなんて優しいわね。

「序に」の例文

  1. 郊外の感じ序に郊外のことを言へば、概して、郊外は嫌ひである。(芥川龍之介 東京に生れて)
  2. さて『浮雲』の話のだが、前に金を取りたい為にあれを作ったと云った。(二葉亭四迷 予が半生の懺悔)
  3. を書けば、長くなり過ぎさうだといふだけのことのやうにも見える。(折口信夫 橘曙覧評伝)
  4. 近くに来た序に君の顔を見に来たんだ。
  5. 序にじゃがいももください。

「序に代えて」とは?

序に」と同じ表記の語に「序に代えて」があります。

序に代えて」は、「じょにかえて」と読みます。

序文に代えて」の意なので、「ついでに」とは読みません。

序に代えて」とは、序文のことです。

序文」は、書物のはじめに述作の趣旨や成立の由来などを記すことをいいます。

その「序文」の代わりに、周辺で起きたことや日ごろ考えていることを文章にしたものを「序に代えて」といいます。