「窺える」の意味と使い方や例文!「伺える」との違いは?(類義語)

【言葉】
窺える

【読み方】
うかがえる

【意味】
様子や状態などを見て察知することができる。性質や状態などがしばしば目に付く。

【類義語】
・推察
・察する
・しばしば見られる

「窺える」の使い方

健太
彼女は自意識が強そうだね。
ともこ
さっき会って話したばかりなのに何で分かるの?
健太
彼女の発言から窺えるよ。
ともこ
健太くんは洞察力があるのね。

「窺える」の例文

  1. 順調な様子が、彼のSNSから窺える
  2. ファンは、必ずしもこの決断に賛同していないことが窺える
  3. 誰も不満そうな顔をしていないことから、この組織内の彼女の立場の強さが窺える
  4. 挨拶も何もしないことから、自分の電話を歓迎していないことが窺える。(桐野夏生 OUT 下)
  5. その家の佇まいから、かなり裕福であることが窺える

「窺える」と「伺える」の違いは?

窺える」と同じ読み方の語に「伺える」があります。

伺う」は、
[他五]
①(神仏または目上に対して)託宣または指図などをいただきたいと申し出る。
②「聞く」「尋ねる」「問う」の謙譲語。お尋ねする。また、目上の人の話などを聞く。拝聴する。
③(自動詞として)「訪問する」の謙譲語。参上する。
④(自動詞として、「御機嫌をー・う」の意から)大勢の人の相手をしてお話しする。

という意味です。

窺える」は、「様子や状態などを見て察知することができる。性質や状態などがしばしば目に付く。」という意味で使います。

しかし「伺える」は、「訪問できる。質問できる。」という意味で使います。