「打ちひしがれる」の意味と使い方や例文!「打ちのめされる」との違いは?(類義語)

【言葉】
打ちひしがれる

【読み方】
うちひしがれる

【意味】
精神的な衝撃などで気力を完全になくさせる。

【類義語】
・打ちのめす
・挫けさせる
・意気消沈させる
・気力を奪う
・へこませる
・心を折る
・自信を喪失させる

「打ちひしがれる」の使い方

健太
彼は、ワールドカップのメンバーから外れて打ちひしがれているそうだよ。
ともこ
そりゃそうよね。最有力候補だったんだから。
健太
4年後は無理な年齢だしね。
ともこ
そんなことないわよ。まだまだ彼ならやれるわ。でも、彼なら後進に道を譲るかもしれないわね。

「打ちひしがれる」の例文

  1. ともこちゃんは、妙に打ちひしがれた表情をしているが、何かあったのか。
  2. 健太くんはその結果を聞き、絶望で打ちひしがれる
  3. 明らかになった事実に打ちひしがれる
  4. 息子を失った彼は打ちひしがれている。
  5. 彼女は悲しみにのまれ、打ちひしがれている。

「打ちひしがれる」と「打ちのめされる」の違いは?

打ちひしがれる」に似ている表現に「打ちのめされる」があります。

打ちのめされる」とは、「立ち上がれなくなるほどなぐりつけられる。再起できないほどの大打撃や大損害を与えられる。精神的にひどくまいらせる。」という意味です。

打ちひしがれる」は、精神的な衝撃などで気力を完全になくさせることをいいます。

しかし「打ちのめされる」攻撃や衝撃、または感動によってすっかり参る状態をいます。

打ちひしがれる」は、攻撃や衝撃など、ネガティブなことが原因となります。

対して「打ちのめされる」は、攻撃や衝撃、感動など、ネガティブ、ポジティブ両方が原因になります。