「倦む」の意味と使い方や例文!「倦むことなく」とは?(類義語)

【言葉】
倦む

【読み方】
うむ

【意味】
同じことが重なり、いやになる。あきる。退屈する。

【類義語】
・飽きる
・倦怠

「倦む」の使い方

健太
しまった。彼にサッカーの話をふってはいけないんだった。
ともこ
彼にサッカーの話をふると、倦むことなくサッカーの話をし続けるわよね。
健太
こうなるとお腹がすくまで終わらないんだよ。
ともこ
早くお腹がすくように、良い匂いを漂わせてみようかしら。

「倦む」の例文

  1. 病院の裏手の樹々には、油蝉がすでにみ疲れたような声を立てていた。(北杜夫 楡家の人びと 上)
  2. その方の愛とまもりは倦むことも変わることもなく、決して奪われもしません。(オルコット 若草物語)
  3. まずたゆまず努力し続けた先に成功がある。
  4. コンプライアンスが叫ばれるようになり、褒めて育てられるようになった新人たちは、仕事にんでやめることが増えたという。
  5. 日常にんでいたが、平和で穏やかなことが一番なのだと気付く。

「倦むことなく」とは?

倦む」を用いた表現の一つに「倦むことなく」があります。

倦むことなく」とは、いやになったり飽きたりすることなくという意味です。

【例文】

  1. お目にかかるといつも「まだまだこれからだ」と云われる。こうして先生は倦むことなくいちずに一つのものを追求されている。(三木清 西田先生のことども)
  2. 自分よりも才能ある人物に会っても、試合に負けても、倦むことなく練習を続ける。