【言葉】
疎む
【読み方】
うとむ
【意味】
いやがり遠ざけたいと思う。きらう。
【類義語】
・嫌う
・厭う
【対義語】
・慕う
・恋う
・親しむ
「疎む」の使い方
最近、健太くんのお兄さんを見かけないわね。
人と顔を合わせることを疎むんだ。
何かあったのかしら。
対人恐怖症になるような何か大きな出来事があったんだろうね。
「疎む」の例文
- 社長は彼を疎むようになり、次第に遠ざけるようになった。
- 皮肉ばかり言う健太くんは、友達に疎まれている。
- 実の娘に疎まれるのは大変悲しいことだ。
- 彼を疎むのには、それなりの理由がある。
- 家庭での調理の面倒さを疎み、魚が売れない。
「疎んじる」と「疎んずる」の違いは?
「疎む」は、「疎んじる」「疎んずる」という形でも使われます。
「疎んずる」は、「うとみす」の音便で、「疎む」と同じ「いやだと思い遠ざける。よそよそしくする。」という意味で使います。
「疎んじる」は、「疎んずる」と同じ意味ですが、「疎んじる」が他動詞上一段活用、「疎んずる」が他動詞サ行変格活用という違いがあります。