「疎む」の意味と使い方や例文!「疎んじる」と「疎んずる」の違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
疎む

【読み方】
うとむ

【意味】
いやがり遠ざけたいと思う。きらう。

【類義語】
・嫌う
・厭う

【対義語】
・慕う
・恋う
・親しむ

「疎む」の使い方

ともこ
最近、健太くんのお兄さんを見かけないわね。
健太
人と顔を合わせることを疎むんだ。
ともこ
何かあったのかしら。
健太
対人恐怖症になるような何か大きな出来事があったんだろうね。

「疎む」の例文

  1. 社長は彼を疎むようになり、次第に遠ざけるようになった。
  2. 皮肉ばかり言う健太くんは、友達にまれている。
  3. 実の娘にまれるのは大変悲しいことだ。
  4. 彼を疎むのには、それなりの理由がある。
  5. 家庭での調理の面倒さをみ、魚が売れない。

「疎んじる」と「疎んずる」の違いは?

疎む」は、「疎んじる」「疎んずる」という形でも使われます。

疎んずる」は、「うとみす」の音便で、「疎む」と同じ「いやだと思い遠ざける。よそよそしくする。」という意味で使います。

疎んじる」は、「疎んずる」と同じ意味ですが、「疎んじる」が他動詞上一段活用、「疎んずる」が他動詞サ行変格活用という違いがあります。