「老い先短い」の意味と使い方や例文!どんな年齢層に対して使う?(類義語・対義語)

【言葉】
老い先短い

【読み方】
おいさきみじかい

【意味】
年をとった人のこれからの人生や余生が短い。

【類義語】
・余生が短い
・お迎えが近い
・終活

「老い先短い」の使い方

健太
ともこちゃん。毎日忙しそうだね。
ともこ
祖母の介護をしているの。
健太
それは偉いね。介護できる家族はいないの?
ともこ
祖母が、嫁より孫の私の方が良いって。老い先短いから孫に世話してもらって楽しく過ごしたいって言っているから協力しているの。

「老い先短い」の例文

  1. 老い先短いじじいだから、好きなだけ酒を飲ませてくれ。
  2. 人生100年と考えると、70歳ではまだ老い先短いとは言えない。
  3. 老い先短いから、今結婚すると残されるあなたに迷惑がかかる。
  4. 老い先短い秀吉にとって、幼い秀頼と豊臣家の未来が心配だった。
  5. 老い先短い私には、あと何作世に送り出すことができるのかわかりません。

どんな年齢層に対して使う?

老い先短い」の「老い先」は、年老いた人の残りの短い人生のことをいいます。

短いことが前提の語なので「老い先長い」とは言いません。

老い先」は、その人によって違いますが、一般的に、体力がなくなってくる70歳以上の老人に対して使われます。