「明らむ」の意味と使い方や例文!「赤らむ」との違いは?(類義語)

【言葉】
明らむ

【読み方】
あからむ

【意味】
夜が明けてきて、空が明るくなる。

【類義語】
・日の出
・夜明け

「明らむ」の使い方

健太
気が付いたら空が明らんでるよ。
ともこ
空手の練習に熱中しすぎたわね。
健太
授業中に仮眠をとるしかないなあ。
ともこ
授業中は授業に集中しなさい。

「明らむ」の例文

  1. 朝の4時半、そろそろ空が明らむころだ。
  2. 陰暦八月の澄み渡った空は、草葉においた白い露から明らんで来た。(本庄陸男 石狩川)
  3. 空が明らんで風景が夜から抜け出してゆく刻限だ。(畠中恵 うそうそ)
  4. その宴は空が明らむまで続いた。
  5. 東の空が明らみ、鳥が目覚めさえずりはじめた。

「明らむ」と「赤らむ」の違いは?

明らむ」と同じ読み方の語に「赤らむ」があります。

赤らむ」とは、
1⃣[自五]赤くなる。赤みがさす。
2⃣[他下二]「あからめる」の文語形。

という意味です。

明らむ」とは、夜が明けてきて、空が明るくなることをいいます。

対して「赤らむ」は、赤くなることをいうので、同じ読み方ですが意味が違います。