「乞うご期待」の意味と使い方や例文!「乞うご期待ください」は間違い?(類義語)

【言葉】
乞うご期待

【読み方】
こうごきたい

【意味】
映画や催し物、テレビ番組などを予告する際に、楽しみに待っていて欲しいという意味で宣伝に使う語。

【類義語】
・期待してください
・次回もお楽しみに
・来週も見てください

「乞うご期待」の使い方

健太
このドラマは、原作者が絶賛していたんだって。
ともこ
放送が待ち遠しいわね。
健太
予告編を見たんだけど、乞うご期待って言っていたよ。
ともこ
期待が膨らみ過ぎて、期待外れにならないと良いんだけど。

「乞うご期待」の例文

  1. 「それは乞うご期待」彼は腕時計を見た。(有栖川有栖 海のある奈良に死す)
  2. 手に汗にぎる攻防に、乞うご期待
  3. 最終章を迎えどんな展開になるのか、乞うご期待
  4. 放送が間近に迫ったそのアニメに乞うご期待
  5. 次回作も乞うご期待

「乞うご期待ください」は間違い?

乞うご期待」は、よく「乞うご期待ください」という形で使われることがあります。

しかし「乞うご期待」は、楽しみに待っていて欲しいという意味で、「乞う」は、「ください」と同じ意味で、他人に何かをしてくれるよう願うことをいいます。

なので「乞うご期待」だけで、楽しみに待っていてくださいの意味になります。

乞うご期待ください」を「乞うご期待」の丁寧な表現だと思って使うと間違いです。

乞うご期待ください」は、「期待してくださいください」という意味になります。